ヤマハ発動機は18日、スウェーデンの船舶用エンジンメーカーのボルボ・ペンタと技術的な提携関係を強化するため、合同ワーキングチームを設置することで合意した。

ヤマハとボルボ・ペンタは2010年12月、船外機用操船制御システムの共同開発で合意した。今回、排ガス規制などで、ますます重要になるエレクトロニクス分野での技術的なシナジーを目指して提携強化を検討する。

また、ヤマハは日本市場で、ボルボ・ペンタ製船舶用エンジンの販売協力をすることですでに合意しており、他の地域でも販売事業の展開可能性を検討する。特に北米では独立系ボートビルダーに対するマーケティング活動について協議を始めているほか、サービスや物流、補修部品などの領域に提携を広げる可能性について検討する。

ボルボ・ペンタは、約4000か所のサービスポイントを含むディーラーネットワークを持ち、マリン業界では最大級のグローバルサービスネットワークを構築している。ヤマハは180以上の国・地域でマリンビジネスを展開している。

技術提携の合意で共通の通信プロトコルを採用するため、今後は診断ツールやスキルの標準化、アフターサービス分野でのシナジーの可能性が広がる。両社は合同ワーキングチームを2月中に立ち上げる予定。