(16日・衆議院議員会館) 撮影=中島みなみ

首都高速と阪神高速の対距離料金が2012年から導入されることになった。現在の料金圏別の均一料金を廃止し、初乗り500円から最高900円までの走行距離に応じた料金徴収となる。

新たな料金制度に移行すると出口料金所がないため、現金車は上限900円を支払うことになるが、国土交通省はその対策について検討することとした。また、対距離料金制に移行2013年度までに地方からの意見を盛り込んだ割引を実施することを民主党国土交通部門会議に示した。

国交省は新たな料金体系について、国と地方の検討会を設置し、協議する予定だ。

具体的な割引は、NEXCO系高速道路や本四高速との乗継割引や物流事業者向けの拡充が首都・阪神高速で予定されてるいるほか、各高速で次のような検討が項目に上がっている。

首都高速
●中央環状線迂回利用割引
●埼玉線内々利用割引
●放射道路の端末区間割引
●EV割引

阪神高速
●西線内々利用割引
●池田線、西大阪線、東大阪線の端末区間割引
●物流事業者向けの割引拡充

対距離料金制への移行を2012年と予定したことについて池口国土交通副大臣は、料金制度を変更するための地方議会の審議日程を考慮したと述べた。首都高速と阪神高速の料金制度は、国交省が変えることはできるが、地方議会での合意が必要となる。