会場風景

「ナノテク2011(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」が16日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展は最先端のモノづくりに欠かすことのできない基盤技術「ナノテクノロジー」に関する世界最大の展示会だ。

10回目を数える今回は、世界20か国・地域から638社・団体が出展。ナノ材料、超微細加工技術、ナノ評価・計測技術などの分野から、環境・エネルギー、自動車、IT・エレクトロニクス、バイオテクノロジーといったさまざま分野に応用される製品や技術が紹介されていた。

特に今回は環境負荷低減技術「グリーン・ナノテクノロジー」にスポットを当てた製品、例えば、自動車関連の次世代二次電池をはじめ、LED照明、新エネルギー、土壌・水質浄化装置など製品が目立った。また、自動車関連の技術としては、ハイブリッド車や電気自動車のモーターに欠かせないレアアースを低減する技術なども展示されていた。

そのほか、変わったところでは育毛剤といった製品も見受けられた。その原料を供給している企業の関係者によると、「注文が多く、生産が追いつかないほど」の状況とのことだ。会場にはユニークな商品の展示も多く、それを見るだけでも面白いといえるだろう。

いずれにしても、ナノテクノロジーはこれからの環境調和社会を実現するキーテクノロジーであり、また経済危機を突破する新しい産業を支える基盤技術として期待されている。それだけに出展社側も、自社の製品や技術の来場者に熱心に行っていた。

なお同展は18日まで開催され、主催はナノテク実行委員会。入場料は3000円。ウェブサイトで事前登録した人は無料となっている。

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