昭和シェル石油の太陽電池子会社のソーラーフロンティアは、年産900メガワットと世界最大規模の生産能力を持つ宮崎第3工場(国富工場)が2月から一部の生産ラインで商業生産を開始したと発表した。

国富工場は、2009年9月に新設を決定し、予定通り16か月で商業生産開始にこぎつけた。

国富工場は、既に稼働している宮崎第2工場に比べ、装置の大型化・自動化やモジュール面積の大型化を実現することで、生産効率が高いCIS薄膜太陽電池の生産が可能になった。

同工場で生産するCIS薄膜太陽電池は、日本欧州の機関が発行する性能・安全に関する認証を取得している。米国機関による認証についても、近く取得できる見込みで、世界各地へ向け順次出荷する。

ソーラーフロンティアは、今後段階的に国富工場の装置を稼働させ、7月にはフル生産に入る予定。既に稼働中の宮崎第1工場と宮崎第2工場を合わせて約1ギガワットの生産能力となる。