大阪オートメッセでお披露目されたリーフのEVタクシー

日産自動車は2月15日、大阪府が電気自動車(EV)の早期普及策の一環として進めている「EVタクシープロジェクト」に協力し、EV『リーフ』50台をEVタクシー用に納車した。

同日に大阪市内で「EVタクシー出発式」が開催され、プロジェクトに参加のタクシー事業者32社に納車されたリーフによるEVタクシーが集結し、大阪府の橋下徹知事をはじめ関係者によるテープカットを行った。EVタクシーの大阪での走行がスタートした。

府は、低炭素社会の構築や新エネルギー関連産業の振興を目指した「大阪EVアクションプログラム」を策定、EVの普及・充電インフラの整備に積極的に取り組んでいる。この一環であるEVタクシープロジェクトは、府民がEVに乗車する機会を提供するため、タクシーにEVを導入し、EVの普及・啓発の先導役になってもらう。

また、府は、EVタクシーが営業を開始するのに伴って、50台共通の「EVタクシーラッピング・デザイン」を採用したほか、EVタクシー専用乗場の設置や専用端末で配車場所まで呼び出すオンデマンド運行、事前予約の固定ルート運行に観光タクシーを実施するなど、さまざまな取り組みを行う予定。

EVタクシー出発式に出席した日産の川口均常務役員は「大阪府の取り組みは、知事によるトップからのリーダーシップ、積極的なインフラ構築、地元産業の活力の活用、関西圏という広域での取り組みも展望していることなど、地域におけるEV普及の成功に必要な要素を数多く備えている」と述べた。

一方、日産は、大阪府が主導して3月24〜26日まで開催される「大阪新エネルギーフォーラム2011」に協力し、同社の志賀俊之最高執行責任者(COO)による記念講演を始めとした各種講演、リーフの試乗・展示などを行う予定。

日産は沖縄ではレンタカー用に220台のリーフを納車した。大阪ではタクシーとして活用してもらい、EVの普及を促進する。

大阪オートメッセでお披露目されたリーフのEVタクシー