大同メタル工業が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が60億8700万円と過去最高益となった。売上げ増とコスト削減の徹底で、前年同期の8億6300万円の赤字から黒字転換し、大幅に収益が改善した。

売上高は前年同期比30.9%増の477億9900万円と、大幅増収となった。自動車向けが需要回復と海外市場の新規受注で好調だった。建設機械向けの受注も回復したため。

収益では、「サバイバル・プラン」によるコストのスリム化や拠点集約などのリストラ効果で、経常利益は50億7400万円と過去最高になった。当期純利益も米国子会社清算完了に伴う法人税等調整額を計上したこともあって69億9100万円と過去最高益だった。

通期業績見通しは、自動車分野の海外を中心とした受注と建設機械分野の受注が予想以上になる見通しで、売上高を前回予想から34億円増となる642億円に上方修正した。収益では生産増加によるコスト増や原材料価格の上昇などが見込まれるものの、売上げの増加などの効果で営業利益は4億円増の74億円、経常利益は4億5000万円増の62億5000万円、最終利益は3億5000万円増の76億5000万円を見込んでいる。