旭テックは、事業を自動車・トラックや建設機械関連に集中させる一環として、電力機器事業を分社化すると発表した。

電力機器事業は、同社グループの主要事業である自動車・トラックや建設機械の素形材事業とビジネスの形態が異なる。将来の成長戦略を機動的に模索していくためには、より独立性のある経営を目指す必要があると判断した。

自動車業界では、新興国の比重が高まるなど、経営環境が大きく変化しており、自動車関連分野の旺盛なニーズに対応するため、自動車部品を中心とする素形材事業に経営資源を集中する必要がある。

今回、同社グループと電力機器事業双方にとって最良の選択肢として、将来のM&Aによる独立も視野に入れた第1フェーズとして昨年12月に設立した「旭テックTDM」に電力機器事業を分社化する。

旭テックTDMは、資本金が1億円で、旭テックの電力機器事業の移管を受けて、送変電用や配電用架線金具、電線付属品を開発・設計・製造・販売する。