BluEarth RV-01

ヨコハマの新世代エコタイヤ『BluEarth』にミニバン専用の『RV-01』が登場した。従来品の『DNA GRAND map』および『DNA map』の後継としての位置づけで、低燃費グレードの「A」とウェットグリップ性能「b」を獲得している。

RV-01では、他のBluEarthシリーズ同様、グリップと低燃費、耐摩耗性能を高次元で両立した「ナノブレンドゴム」「オレンジオイル」の採用に加えて、空気漏れを抑制する「エアテックス」を取り入れている。トレッドパターン自体はGRAND mapを継承しているが、ミニバン専用ということで、高荷重への対応とコーナリング時の横力を受け止めるためショルダー構造が強化されている。

RV-01で重視したのは特にウェット路面でのグリップ性能だ。RV-01の製品企画を担当した横浜ゴムのPC・LT製品企画部の佐藤英俊氏は「エコタイヤは“ウエットグリップに弱い”という印象を持たれがちだが、RV-01では転がり抵抗を抑えながら従来品よりもウェットグリップを向上させた。トレッドパターンは踏襲しているので、ナノブレンドゴムとオレンジオイルという新素材の採用が大きく貢献している」と述べる。ゴムの配合を最適化することで、グリップレベルは向上できるというわけだ。

都内で実施された試走会では散水車によるウェット路面も用意された。RV-01を装着した車両だけでなくGRAND map装着車(いずれもトヨタ『ヴェルファイア』の2.4リットルモデル)も用意され、ハンドリングとウェット性能を比較できた。Rの小さい定常円旋回コースのため、ESPを働かせるほどのハイスピードでグリップ比較はできなかったが、それでもハンドリング面ではRV-01の方が明らかに路面からの情報が豊富。60km/h近いスピードから舵角を与えながらのブレーキといったFFのミニバンではヒヤリとするシチュエーションでもグリップを失う不安感がない。

RV-01の登場により、ヨコハマのミニバン向け商品はこの新世代エコタイヤに一本化されることになる。「フリードやシエンタといったコンパクトハイトワゴンから、ヴェルファイアやエルグランドといった重量級ミニバンにまで対応する幅広いラインナップを揃えた。また純正のリプレイスだけでなくドレスアップ用途も考慮して35扁平・20インチサイズまでも用意している」と佐藤氏。“ヨコハマのミニバンタイヤはRV-01”という明快な商品戦略で、ミニバンユーザーへのBluEarthブランド浸透を狙う。

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