東京オートサロン11のトヨタブース。10年より来場者が増えるなど、国内でも活気が戻りつつある

トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は8日の決算発表の席上、2012年3月期の業績展望について、「為替や原材料費などで余程の変動がなければ、そこそこの決算はできると考えている」と語った。

伊地知専務は、11年の世界の新車需要について「日本は厳しく、欧州は横ばいだろうが、大きく落ち込む市場はあまり見えない」と語り、引き続き持ち直しが続くとの見通しを述べた。

収益を依存する米国市場については暦年で「1250万台規模」への回復を見込んでおり、同社も10年を14%上回る190万台を目標としている。

また、11年(暦年)の世界販売は小売りベースで861万台と、10年を20万台程度上回る計画を打ち出している。このため、伊地知専務は為替の急速な変動などがなければ、来期も収益力の回復傾向は持続できるとの考えを示した。

伊地知専務