帝国データバンクが発表した1月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比2.8%増の976件となり、17か月ぶりに前年を上回った。

小売業の倒産が187件と大幅に増加したため。特に飲食店、飲食料品小売などの食品関連で増加が目立った。業種別に見ると、7業種のうち、4業種で前年同月を上回った。

原因別では販売不振や輸出不振、売掛金回収難などの不況型倒産の構成比が82.8%で、20か月連続で8割を超えた。

負債総額は同90.4%減の2496億8400万円と大幅マイナス。これは、前年同月に負債総額2兆3221億円の日本航空グループ3社の超大型倒産があったためで、負債総額は3か月連続の減少だった。

負債額別に見ると、負債5000万円未満の倒産は487件で、6か月連続で増加。構成比は49.9%と約半数を占めた。負債100億円以上の大型倒産は2件にとどまった。