(8日・国交省) 撮影=中島みなみ

2011年度の高速道路無料化実験区間について、大畠国交相が8日の閣議後会見で、新たな追加区間を明らかにした。

追加区間は、全車種を対象とするものと大型車を対象とするものの2種類がある。

「昨年6月からの無料化社会実験の経緯を見ながら、追加すべきところ」として示したのは、6月から来年3月末まで実施する6区間約330km。現在実施中の区間と同じようにETC車でも現金車でも適用し、時間帯や曜日に関係なく終日実施する。

無料化するのは、道東道、秋田道、舞鶴若狭道、米子道、大分道、宮崎道の一部の計6区間。

もう一つは「物流コストの低減効果をよりわかりやすく国民に理解していただくため、夜間の大型トラックなど(中型車以上)を対象とした長距離」で、5区間約1500km。

6月からスタートするが、こちらは今年12月末までの半年間。夜10時から翌朝6時までの深夜早朝時間帯で実施し、ETC車限定。対象区間は道央道、北関東道、九州道など。

また、既に実施中の10年度の37路線50区間1652kmについては、3月末だった期限を延長し、6月末までとした。地元自治体の意見を聴取し、渋滞などが発生して課題が残る区間については、継続の是非を検討する。

「高速道路の無料化が一般社会、経済面、地域にどういう影響を及ぼすのか。あるいは、既にできている高速道路をより有効に利用することによって、国民の利便性にどう寄与できるのか。国土交通省として国民の期待に応えられるよう、社会実験の考え方をまとめた」と、大畠氏はその目的を述べた。

最終的には9日の民主党国土交通部門会議に提示し、正式決定する。