廣澤孝夫専務

スズキの廣澤孝夫専務は7日、都内で開いた決算会見で、日本での収益体質が強固になってきたと評価する一方で、北米および二輪車事業の改善は道半ばとの見通しを示した。

会見で廣澤専務は「従来からインド一本足打法だといわれているが、営業努力もあって国内の収益構造基盤がソリッド(強固)になってきている。二本足というほどではないが、二本目の国内がきちんとなってきた」と述べた。

スズキが同日発表した2010年4〜12月期連結業績によると、日本での営業利益は487億円と前年同期の約2.9倍に拡大。また営業利益全体に占める割合も前年同期の33%から53%に上昇している。

一方、北米と二輪車事業について廣澤専務は「当社の二大課題」としたうえで「改善の方向にはあるが、まだまだ道半ばというか、道半ば手前くらい。更なる努力、奮闘が必要」と強調した。10年4〜12月期の北米事業の営業損益は25億円の赤字(前年同期は123億円の赤字)、二輪車事業は70億円の赤字(同141億円の赤字)だった。

キザシ(北米)