ホンダは、ドイツの暖房・給湯機器専門メーカーのバイラントと共同開発した家庭用小型コージェネレーションシステム「エコパワー1.0」を2011年中ごろにドイツ市場に投入すると発表した。主に一般の戸建て住宅向けで販売はバイラントが担当する。

共同開発したエコパワー1.0は、ホンダの家庭用小型コージェネレーションユニットに、バイラントの暖房・給湯ユニットを組み合わせたシステム。

ホンダのコージェネレーションユニットは、新開発の天然ガスエンジンと正弦波インバーターを組み合わせ、小型・軽量・高効率が特長。静粛性にも優れ、1kWの電力と2.5kWの熱を創出する。CO2排出量は最大約50%の低減効果が見込まれる。

ドイツ政府は、2009年1月に新CHP(コージェネレーション)法を施行し、CO2排出量削減に結び付くコージェネレーションシステムの普及を推進しており、システム購入後の電気税の免除や、エネルギー会社による電力買い取り支援などの補助を受けることができる。

現在、ドイツの小型コージェネレーションシステムは、レストランやホテルなどの小規模商業施設向けが主体で、今後は一般家庭向けに1kWクラス以下の小型システムの普及が期待されている。ホンダはエコパワー1.0の投入で、家庭用コージェネレーションシステム市場を開拓する。