1日午後0時15分ごろ、新潟県津南町内にあるJR飯山線の踏切で、踏切内に進入した乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突する事故が起きた。クルマを運転の男性が死亡。踏切の遮断機が故障しており、JR社員が進行を誘導していたという。

新潟県警・十日町署によると、現場は津南町上郷寺石付近。遮断機と警報機が設置された踏切だが、同日午前8時前にこれらが故障。午前11時ごろからJR社員5人が現場で復旧作業を開始。事故の直前、このうち2人が遮断機を手で押し上げてクルマを誘導。踏切内への進入を促した直後、定刻より約10分遅れで現場に差し掛かった下り普通列車(長野発/十日町行き、1両編成)と衝突した。

列車はクルマの右側面に衝突。運転していた小千谷市内に在住する59歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で死亡した。列車の乗客乗員にケガはなかった。

事故当時、現場となった踏切は高さ約2.4mの雪壁に囲まれた状態で、踏切部分のみが除雪されていた。踏切手前から列車を見通すことはできず、線路側も現場手前がトンネルとなっており、カーブも伴っていることから、クルマを目視することはできなかったとみられる。

警察ではJR側の誘導ミスの可能性が高いとみて、業務上過失致死容疑で関係者から事情を聞く方針だ。