日立金属が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期の約9.4倍の340億3100万円となった。

売上高は同25.9%増の3880億3500万円と、大幅増収となった。金型・工具用材料は、自動車用金型の工具鋼や自動車向け産業機器、射出成形機用部品などが好調だった。希土類磁石は、原材料価格高騰の影響に加え、自動車向けは国内がエコカー補助金制度の終了で需要が一服したものの、輸出では欧米向を中心に伸長した。アモルファス金属材料は、主要市場である中国、インド、北米の旺盛な需要で大幅に伸びた。

高機能部品は、中国、北米向けの高級ダクタイル鋳鉄製品は伸びた。耐熱鋳造部品は、欧米の自動車部品メーカー向け販売が好調だった。アルミホイールは、中国、北米市場向けの販売が好調だった。

収益は、増収の効果などで経常利益が305億6800万円となった。当期純利益は、164億5500万円と黒字に転換した。前年同期は29億4400万円の赤字だった。

通期業績見通しは、前回予想を据え置いた。