クラリオンが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が35億5800万円と黒字になった。前年同期は14億8900万円の赤字だった。

売上高は前年同期比5.1%増の1342億9400万円と増収となった。昨年9月までのエコカー補助金効果による国内市場の特需や北米、中国を中心としたアジア地域で新車販売台数が増加したため、OEMが好調に推移した。

収益では、部品供給のひっ迫による輸送費の増加や為替差損などの影響があったものの、固定費の削減や原価率の改善などの効果で、経常利益が27億7500万円と黒字になった。当期利益は、フィリピン子会社閉鎖による費用などを特別損失に計上、15億3500万円となった。

通期業績見通しは、北米や中国・アジア向けの自動車販売が堅調で、OEMが想定以上になる見通しとなったことから、売上高を従来予想を20億円上回る1400億円に上方修正した。

営業利益も1億円増の27億円、経常利益が2億円増の16億円、最終利益は事業構造費用の削減を見込むため、4億円増の8億円となる見込み。