Fシリーズ

民間調査会社のオートデータは1日、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は81万9895台。前年同月比は17.3%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが17万8896台をセールス。前年同月比は22.7%増と5か月連続で増加した。シボレーブランドの大型ピックアップトラック、『シルバラード』が23.7%増の2万8172台、大型セダンの『インパラ』 が38.8%増の1万5188台と好調だった。

フォードモーターはトヨタを上回り、6か月連続の2位を維持。その販売台数は12万6981台で、前年同月比は13.2%増と、5か月連続のプラスとなった。ベストセラートラックの『Fシリーズ』が29.6%増の3万5806台だったほか、主力セダンの『フュージョン』も17.8%増の1万4346台を売り上げる。

クライスラーは日産に抜かれて6位へ後退。それでも7万0118台を販売し、前年同月比は22.7%増と、10か月連続のプラスとした。大型ピックアップトラックの『ラム』が22%増の1万2197台を販売。モデルチェンジしたジープ『グランドチェロキー』が、130%増の7612台と引き続き人気だ。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが11万5856台を販売。前年同月比は17.3%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。ベストセラーセダンの『カムリ』が14.9%増の1万8145台、『カローラ』が20.2%増の2万0581台と、主力セダンが回復した。

4位のホンダは、7万6269台を販売。前年同月比は13%増と5か月連続のプラスだ。主力の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が27.7%減の1万5012台、『シビック』が0.4%減の1万4634台と落ち込んだが、『CR‐V』が68.9%増の1万6339台と大きく伸びた。

6位の日産は7万1847台を販売し、5位のホンダに約4400台差まで接近。前年同月比は14.8%増と、5か月連続で増加した。主力の『アルティマ』は11.7%減の1万6454台と減少したが、『セントラ』が26.9%増の9538台、小型SUVの『ローグ』が71.9%増の9423台と売れている。

韓国メーカー2社では、7位のヒュンダイが前年同月比22%増の3万7214台と、5か月連続のプラス。主力の『ソナタ』が、149.9%増の1万3261台を販売した。フォルクスワーゲングループを抜いて8位に上昇したキアも、25.6%増の2万7789台と5か月連続のプラスとなった。

9位のフォルクスワーゲングループ(アウディなどを含む)は、前年同月比6.8%増の2万6311台と5か月連続のプラス。VWブランドは2.1%増の1万8401台、アウディブランドは20%増の7812台を売り上げた。VWではセダンが新型に切り替わった『ジェッタ』シリーズが28.9%増の1万1460台、アウディでは『Q5』が50.9%増の1584台と好調だ。

10位のスバルは、前年同月比20.8%増の1万8858台をセールスし、5か月連続の前年実績超え。『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が27.7%増の6980台と、牽引役を果たした。

11位はBMW。前年同月比21.1%増の1万8693台と、5か月連続で増加した。その内訳は、BMWブランドが20.8%増の1万5905台、MINIブランドが22.4%増の2751台。BMWブランドでは、『5シリーズ』が76.2%増の4350台と伸びている。

ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は、12位。販売台数は1万7636台で、前年同月比は14.2%増と6か月連続のプラスとなった。メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』や『Cクラス』が好調で、13.9%増の1万7273台を売り上げている。

13位のマツダは、前年同月比9.1%減の1万4267台と、5か月ぶりの前年実績割れ。主力の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、31.9%減の5015台と落ち込んだのが響いた。

以下、三菱が前年同月比37%増の5714台、ボルボが3.6%増の4276台、ジャガー&ランドローバーが23.8%増の3206台、スズキが25.6%増の2562台、ポルシェが40%増の2500台、サーブが28.8%増の658台となった。

GMやフォードは、2011年の米国新車市場が前年比12%増の1300万台前後と予想。1月の前年同月比17.3%増、約82万台の結果は、良好な滑り出しといえそうだ。

シルバラード ラム カローラ CR-V ローグ アウトバック ソナタ