1月中旬に兵庫県西宮市内の国道2号で発生し、タクシー運転手が軽傷を負った当て逃げ事件について、兵庫県警は11月29日、同市内に在住する20歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。無車検車(無保険車)運行の発覚を恐れて逃走したという。

兵庫県警・西宮署によると、事件は1月22日の午前1時ごろ発生している。これに先立つ午前0時55分ごろ、西宮市小松西町付近の市道を同署員がパトカーでパトロールしていたところ、交差点で停止線をはみ出した状態で停車している乗用車を発見。運転者に指導しようと接近したところ、赤信号を無視して急発進した。

パトカーは追跡を開始。クルマは信号無視を繰り返しながら逃走したが、発見場所から約5km離れた西宮市戸崎町付近の国道2号でタクシーに接触する事故を起こした。タクシーを運転していた62歳の男性が腰などを打撲する軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走している。

警察では追跡中の署員が目撃していたナンバーからクルマを特定。運転していたとみられる20歳の男から任意で事情を聞いたところ、「無車検のクルマを乗り回していることの発覚を恐れて逃げた」と供述。事故への関与を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。