首都高速会社(橋本圭一郎社長)は、全料金所の開閉バーを従来より0.5秒から1秒遅れて反応させる作業を、1月27日ですべて完了した。料金所レーンには速度を20km/h以下で進入するよう再度、同社は利用者に呼びかけている。

首都高速上には170か所の料金所がある。同社の発表によると、開閉バーへの車両の接触事故は、実に1日平均93件も発生している。

事故原因は、ETCカードの入れ忘れなど車載器側と道路側の通信不良なども含まれるが、料金所レーンの通過時間を落とすことで、事故数を減らしたり、被害が拡大するのを防いだりする狙いがある。

遅延作業は、昨年8月と今年1月の2度に渡って実施された。一般道との接続部分に料金所が設置されている都心環状線・霞が関料金所や11号台場線・台場料金所などのような場所は、最初の作業で一気に遅らせた。

他の高速道路などと接続する本線上の料金所18か所について、昨年8月と今年1月、段階的に遅らせる措置をとった。運転者が開閉バーのタイミングを間違えて、開閉バーに接触する事故を増加させないための配慮だ。

料金所レーンの進入速度を速度20km/h以内にすると、開閉バーが開かないと運転者が判断してブレーキを踏んでも、接触が回避できる計算になる。