今月21日に宮城県仙台市太白区内で発生し、高校生2人が死傷した飲酒運転を原因とする事故について、宮城県警は25日、運転していた28歳の男が現場で乾燥大麻とみられるものを遺棄していたことを明らかにした。警察がすでに回収しているという。

宮城県警・仙台南署によると、問題の事故は2011年1月21日朝に発生している。仙台市太白区根岸町付近の国道4号を走行していたワゴン車が、緩やかな右カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。そのまま道路左側の歩道に乗り上げ、自転車に乗って信号待ちをしていた男子高校生2人と衝突。このうち1人を死亡させ、もう1人も軽傷を負っている。

クルマを運転していた28歳の男からは、呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコール分を検出。自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕され、1人が死亡したことから容疑を自動車運転過失致死傷に変更した上で送検されたが、この男が事故直後に現場で所持していた物を投棄しているところが目撃されていた。

警察が周辺を捜索したところ、乾燥した葉片の入った袋を発見。乾燥大麻の可能性が高く、成分の分析を進めている。

男については危険運転致死傷容疑の適用も視野に入れた捜査が進められているが、今後は薬物使用の有無についても調べていくという。