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矢野経済研究所は、ハイブリッドカー(HV)/電気自動車(EV)向けパワーコンポーネントの世界市場についての調査を実施し『HV/EV向けキーデバイス・コンポーネントの最新動向と市場展望2011』にまとめた。

調査は昨年4〜10月にかけて同社の専門研究員が面談や電話、文献について調べた。

調査結果によるとバッテリからの直流電力を交流電力に変換し、モータ/発電機を駆動する役割のインバータの世界市場規模は10年に前年比18.7%増の413億5600万円と、高い伸び率を示した。日本国内では今後、政府による減税措置などによってHEVの販売台数が拡大する見通しで、HV/EV向けインバータ市場は追い風となる。

また、HV/EVに搭載された高電圧バッテリから各種補機類に電力を供給するために必要となる降圧用DC/DCコンバータの世界市場規模は、09年の87億5300万円から10年には98億7000万円に拡大した。

今後の市場では、15年までに自動車メーカからのHEVやEVの市場投入が相次ぐため、インバータとコンバータの市場規模も販売台数に比例するかっこうで成長する見通し。

2010年から2015年までの年平均成長率は、インバータが16.9%、DC/DCコンバータが26.3%と予想する。