矢野経済研究所は、韓国・台湾・中国のLED市場調査を実施し、その結果をまとめた。

調査は2010年8〜11月にかけて同社の専門研究員が面談や文献を調べた。

それによると韓国のLED総市場規模は、2009年が1兆8943億ウォン(約1326億円)だった。2010年はLCD-TV(液晶テレビ)のLED採用が増加したことから前年比約161%増の4兆9500億ウォン(約3465億円)に拡大すると見込む。

台湾の市場規模は、2009年が756億NTドル(約2116億円)で、台湾市場も韓国と同様、LCDのバックライト向け需要が増加している。また、品質の向上から韓国への輸出LEDチップが増加したこともあって2010年は前年比約60%増の1210億NTドル(約3388億円)に成長すると見込む。

中国のLED総市場規模は、2009年が227億人民元(約2851億円)で、2010年は同17%増の266億人民元(約3340億円)を見込む。中国のLEDは、先行メーカーとの技術力に差はあるものの、建築ラッシュが継続しているのに伴って屋外ディスプレイや景観照明の設置増加などの旺盛な国内需要をベースに拡大を続けている。