撮影=中島みなみ

警視庁は2月1日から、東京都港区北青山の道路上に設置する二輪車用パーキングチケットについて、現行の1時間300円の駐車料金(パーキングチケット発給手数料)を1時間100円に値下げして運用する。

四輪車と同額だった利用手数料を引き下げ、利用促進を図る。

パーキングチケットは青山通り(国道246号)と表参道通り(都道413号)が交差する表参道交差点を起点にして、JR原宿駅方向に向かって約160mの間に広がる。表参道道りの両側に34台分が設置されている。09年11月から全国に先駆けて運用が開始されたが利用が振るわず、10年2月の衆議院予算委員会でも取り上げられた。

中井洽国家公安委員長(当時)は、その利用率を「1日10台程度」とし、「全国で駐車場を広げていただくモデルとなれるように努力をさせていきます」と、答弁している。

法律や条例には、時間制限駐車区間であるパーキングチケットの利用に、四輪車と二輪車の区別はない。しかし、表参道の二輪車用パーキングチケットのスペースは1台分が幅1.3m、長さ2.5mの白線で区切られている。四輪車が駐車した場合、白線の枠内駐車を定めた道路交通法に違反する。このことで運用上、二輪車専用となっていて、この部分については試行運用としている。

警視庁はこの二輪車パーキングチケットが設置されるまでは、ウェブサイトなどで、時間制限駐車区間の利用を自粛するように求めていた。現在は、チケット発給時に車体のナンバーを入力し、それがチケットの領収証に印刷されるようになったため、こうした案内はなくなった。