三菱ふそうトラック・バスは20日、大型トラック「ふそう」、大型バス『エアロエース』『エアロクイーン』および日産ディーゼルブランドの大型バス計4車種の故障診断ツールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2009年11月4日〜2010年11月26日に製作された2360台。

故障診断ツール用のプログラムが不適切なため、ツールを使用した際に車両の共通駆動系制御コンピュータのデータが初期化され、オートクルーズやエンジン補助ブレーキの不作動、坂道発進補助装置が解除されないなどの不具合が発生する。また、低速ギヤ段でのトルクカット機能が不作動となるため、トランスミッションやデファレンシャルギヤが破損し、走行不能になるおそれがある。

全車両、対策プログラムに交換した故障診断ツールを用いて共通駆動系制御コンピュータを点検し、データが初期化されていた場合は正規のデータに書き換える。

不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。