TGMYヒミコEV

東京ビッグサイトで1月19日から開催されているオートモーティブワールド2011の会場で目を引いた車両のひとつが、光岡自動車の『ヒミコ』をベースとしたコンバージョンEV(電気自動車)だ。

EV用部品の開発・販売を手掛ける大阪市のTGMYと、減速装置を得意とする東大阪市の繁原製作所が共同で出展したもので、長いボンネットの下にモーターやバッテリーを積み込み、2段変速の減速装置を介して後輪を駆動する。

EV歴13年のTGMYでは、1充電で満タンのガソリン車並みに走りたいという想いを以前から抱いており、2速減速装置を開発生産している繁原製作所とのコラボレーションで、このコンバージョンEVを製作したようだ。

550レボリューションという名前のとおり、満充電での航続距離は標準ギアで450km、長距離ギアでは550kmと、従来のEVの常識を打ち破る長距離性能を自慢としている。しかしながらリチウムポリマー電池を満充電にするまでの所要時間は75Aで4時間、30Aでも10時間と、さほど長くない。

モーター出力は定格25kW、最大59kWと控えめだが、トルクは定格140Nm、最大280Nmあるから、2速減速装置を持ってすれば走行性能に不満を抱くことはないだろう。なお30A充電器は車載しており、75A充電器も車載可能としている。

TGMYではこのヒミコEVを、2011年後半に受注開始したいとしている。

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