15日午後11時45分ごろ、福岡県福岡市博多区内の福岡都市高速道路2号線の下りで、故障したクルマに乗っていた男が、道路公社のバトロールカー(RV)を奪って逃走。一般道で衝突事故を繰り返した。警察は後に運転していた39歳の男を逮捕している。

福岡県警・高速隊、福岡中央署によると、パトロールカーが奪われたのは福岡市博多区千代3丁目付近。路肩に停車している軽乗用車を巡回中の道路公社職員が発見し、追突防止措置を実施しようとしていたところ、軽乗用車に乗っていた男がパトロールカーを奪って逃走した。

パトロールカーは都市高速を逆走し、約200m離れたランプから一般道に進出。そのまま福岡市中心部を目指して走り続けたが、この間に2件の衝突事故を起こした。一連の事故で6人が軽傷を負っている。

運転していた男は、事故の様子を見るために運転手が降車したタクシーを奪ってさらに逃走したものの、佐賀県唐津市内で行われた交通検問で佐賀県警の警官がこのタクシーを発見。運転していた男の身柄を拘束し、福岡県警に引き渡した。福岡県警はタクシーを盗んだことについて男を窃盗容疑で逮捕。パトロールカーを盗んだ容疑や、ひき逃げ容疑についても調べを進めている。

逮捕された39歳の男の免許証には奈良県の住所が記載されていたという。意味不明の発言を繰り返していることから、警察では責任能力や薬物使用の有無についても調べる方針だ。