キャシュカイ

欧州日産は、2010年の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約55万5000台。前年比13%増で欧州市場におけるシェアは過去最高となった。

市場別では、サンダーランド工場のある英国が、前年比14%増の9万6419台を販売し、トップに君臨。スクラップインセンティブ導入によって販売が回復したロシアが、8万4288台でこれに続いた。ロシアの前年比は22%増と大きく伸びた。

一方、インセンティブ終了後、回復が見られないドイツは、前年比4%減の6万1250台。イタリアは6万0820台を売り上げ、前年比は2%増とかろうじて前年越えとなった。

フランスとスペインは好調。フランスは前年比24%増の5万9850台、スペインは20%増の4万8535台と躍進を遂げた。

車種別では、『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が、前年比18%増の23万5462台と牽引。スズキからOEM供給を受けるコンパクトカー、『ピクソ』も45%増の3万5381台と好調だった。

しかし、モデル末期の『マイクラ』(日本名:『マーチ』)は、前年比12%減の7万2504台。『ノート』も10%減の5万1037台にとどまった。ロシアで人気の高い『エクストレイル』は、1%増の2万4486台だ。

2010年の日産の欧州市場におけるシェアは3.1%。1995年以来、過去最高を記録した。欧州日産のベルナード・ロール販売担当副社長は、「2011年は新型リーフの投入と新型マイクラの本格販売で攻勢をかける」と語っている。

ピクソ エクストレイル