VWアルアティヤ

2011年ダカールラリーは15日にアルゼンチンのブエノスアイレスで競技区間を終え、フォルクスワーゲン「レーストゥアレグ3」に乗るナセル・アルアティヤ/ティモ・ゴットチャルク組(VWモータースポーツII)が4輪部門での総合優勝となった。VW勢は2009年から3連勝、開催地が南米に移ってから負け無し。

2位はジニール・ドゥビリエ/ディアク・フォン・ツィツェウィッツ組(VWモータースポーツII)、3位はカルロス・サインツ/ルカス・クルス組(VWモータースポーツI)で、VWの1-2-3フィニッシュだ。VWは13回の競技ステージのうち、12回でステージ勝利を収めた。

4位はBMW「X3 CC」のステファン・ペテランセル/ジャンポール・コトレ組(モンスターXレイド)。VWの最大のライバルとなったBMWは、VWに離されることなく追いかけたが、逆転はかなわなかった。注目されるMINI「カントリーマン」のゲルラン・シシェリ/ミシェル・ペラン(モンスターXレイド)は前半を終えたところでリタイヤした。

カタール出身のアルアティヤは初優勝。アラブ人として初めての優勝でもあり、6度目のダカール参戦、VWからは2度目の参戦。また同僚のサインツはステージ勝利の通算回数を24回とし最多となった。2位は今回、サインツらにしぶとく食い下がったペテランセルの23回だ。

アルアティヤは「この喜びは言葉に表せない。明日のことは忘れて、今夜はパーティだ」と語る。


日本人ドライバーはトヨタ「ランドクルーザー」の三橋淳/アラン・ゲネック組(チームランドクルーザー)が総合12位でT2クラス優勝、同僚の寺田昌弘/田中幸佑組は総合33位でT2クラス6位だ。

カミオン(トラック)部門総合はカマズ「43269」のウラディミール・チャギン/セルゲイ・サボスティン/イルダル・シャイスルタノフ組(カマズ・マスター)。日野「レンジャー」の菅原照仁/鈴木誠一組(日野チームスガワラ)、同チームの菅原義正/杉浦博之組はまだフィニッシュしていない。

二輪部門総合はKTM「450ラリーファクトリー」のマルク・コマ(KTM MRW ラリーファクトリーチーム)が優勝、クォッド部門総合はヤマハ「ラプター700」を駆る、地元アルゼンチン出身のアレハンドロ・パトロネッリだった。

ダカールラリーはブエノスアイレスを1月1日に出発、9日にチリのアリカで折り返す南米横断周回コース5020kmで争われた。16日の表彰式で全日程を終了する。

向かって左からゴットチャルク、クリス・ニッセン(VWモータースポーツ部長)、アルアティヤ VWアルアティヤ車 VWアルアティヤ車 VWドゥビリエ車 VWドゥビリエ車 VWサインツ車 VW、サインツ VWミラー車 BMWペテランセル車 BMW、ペテランセル BMWホロウチェック車