撮影=中島みなみ

「すぐには民主党のマニフェスト通り(※無料化)とするのが現実問題として難しいところがある。現在のシステムを有効に活用することが重要かなという感じがする」

高速道路の段階的無料化に伴うETC(自動料金収受システム)の活用について、大畠章宏新国交相は14日午後11時の就任会見でこう述べた。

「シンガポールには渋滞を避けるための仕組みがある。朝方渋滞するところは料金をたくさんとって、渋滞の少ないところは安くして、できるだけ渋滞を避けるような仕組みがあった」と、過去に同国を訪れた経験から、国内でのETCの活用例についても言及。

料金設定を通じて渋滞を緩和する環境ロードプライシングが、ETCを使って可能になるとした。

「そういうところにもシンガポールはうまく(※課金システムを)使っているので(※国内でも)基本的な方針は方針としながらも、現実を踏まえてやるべきではないか。いずれにしても当面は、車載器を取り付けた人もいるし、現在のシステムは活用すべきだ」と、話した。