撮影=中島みなみ

菅直人首相(民主党代表)は14日、内閣改造人事を行った。馬淵澄夫前国交相の後任に経産相だった大畠章宏氏が就任した。

大畠新国交相は午後8時30分頃、出迎えの職員であふれる同省に現れた。エレベーターの扉が開き、拍手に包まれた大畠氏はすぐに大臣室に入らず、立ち止まって職員に歩み寄って声をかけた。

「今度、国土交通大臣になった大畠章宏です。みなさんが国の基盤を作っている。しっかりやりましょう」

職員が新大臣を迎えるのは中央官庁の慣例だが、大臣はそれに応えて一礼する程度。待っていた女性職員の一人は「初登庁で話をする大臣は珍しい」と、漏らした。

経産相として大畠氏は、日本向けレアアースの輸出の停滞に対して中国側に強く改善を求め、停滞問題を解消。その後もレアアースのリサイクル、国内ユーザー企業支援を行った。

また、「環境・エネルギー大国」の実現に向けて、毎年1.9兆円の需要、すそ野産業も含めて約9万5000人の雇用を創出する政策を推進した。

新国交相として同省での就任会見は夜10時過ぎ、夜半近くになりそうだ。