帝国データバンクが発表した2010年12月の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年同月比7.1%減の949件となり、16か月連続でマイナスとなった。

中小企業金融円滑化法による返済猶予や緊急保証制度の効果で倒産件数は減少している。ただ、負債5000万円未満の『零細企業の倒産は5カ月連続で増加しており、全体に占める割合も5割となった。

負債総額は同27.7%減の2168億5500万円となり、2010年は2番目に低い水準だった。

倒産の主因別では、不況型倒産の構成比が84.2%となり、19カ月連続で8割台となっている。円高関連倒産は12件で、うちデリバティブ関連が8件と大半を占めた。

製造業の不況型倒産は137件で製造業全体の91.3%を占めた。

地域別では、東北と中部を除く7地域で減少した。特に中国は大幅に減少した。東北は岩手や宮城で金属・機械製造業、岩手や山形でサービス業などの倒産が増加した。