開幕

デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)が10日、開幕した。GM、フォードモーター、クライスラーグループの「デトロイト3」が、回復基調にある北米自動車市場において打ち立てる新たな戦略とは何か。それぞれの発表に注目が集まる。

デトロイトモーターショーは毎年1月に開催され、その一年の北米市場を占う重要な位置づけとされている。注目はやはり、デトロイトに拠点を置くGM、フォード、クライスラーの動向だ。

フォードは7日にラスベガスで開催されたCES(国際家電見本市)で電気自動車『フォーカス・エレクトリック』を北米市場に投入することを発表、さらに北米での販売台数が193万5000台とトヨタを上回り2位となったことも明らかにしている。今回のショーではプラグインハイブリッド車が発表される予定で、先端のテレマティクスと合わせ「テクノロジーカンパニー」を全面に押し出して行く構えだ。

一方クライスラーは今回2年ぶりのプレスカンファレンスを実施する。27年ぶりの再上陸となるフィアットとの連携に再起を掛けるクライスラーは、フィアット『500』の北米生産および販売を2011年より開始することを明らかにしている。他ブランドの展開を含め、目が離せない。

そして、積極的なグローバル戦略により、昨年中国での販売台数が200万台を越えたほか、インド、南米などでも販売を伸ばし、経営の立て直しを図って来たGMは、メイン市場である北米についても生産体制を大幅に見直し、さらなる躍進をねらう。北米戦略のキーとなるのが小型車の投入。今回のショーで公開されるビュイック『ベラーノ』、シボレー『ソニック』をはじめ、北米生産・北米販売の小型車ラインナップを強化し新たな収益モデルを確立するという。今回の発表が、GMの大きな転換点となる可能性も高い。

このほか、トヨタ『プリウス』のミニバン仕様、ホンダの北米向け『シビック』新型コンセプト、VWからは北米仕様の新型『パサート』など、約30台の新型車がお披露目される予定だ。

デトロイトモーターショーは1月10日から23日まで開催。一般公開は15日から。会場はCOBOセンター。

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