6日、ゼネラルモーターズ(GM)と米エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所は、GMのリチウムイオンバッテリー開発において、同研究所の特許取得済みの複合正極材料で、ライセンスの使用契約を締結したと発表した。

エネルギー省の助成を受けて同研究所で開発されたリチウムイオンバッテリーの正極材料が、今回GMにライセンス供与される。エネルギー省では、これらの技術開発を促進するため、初期科学研究への助成も行ってきた。

同研究所が特許を持つ正極材料を使用することで、既存技術よりも高性能、長寿命で安全な先進的なバッテリーを開発することが可能になるとしている。

同研究所の複合正極材料は、リチウムとマンガンを豊富に含む複合金属酸化物を材料設計の手法で組み合わせた独自のもので、1充電あたりの稼働時間を拡大、長寿命化し、リチウムイオンバッテリーの安全性を高める。複合材料の安定性の向上で、バッテリーシステムを高電圧で充電することが可能となり、活物質の単位重量あたりの電圧と容量が高まり、高いエネルギー貯蔵容量が確保できる見通し。