資料写真:ヤナセの西山俊太郎代表取締役社長

ヤナセの西山俊太郎代表取締役社長は6日、年頭あいさつで「どんな環境にあっても“自分の城は自分で守る”気概が大切です」との考えを語った。

国内自動車販売は、日本自動車工業会の2011年市場予測では446.5万台と、実績最多だった1990年の777万台を100とすると57.4%の水準。この状況に関して「これは厳しかった2009年実績(59.3%)を下回り、かなり厳しい予測値」(西山社長)との考えを示した。

西山社長は「マーケットとは不思議なもので、全体の勢いが弱まると、あまり政府支援策の恩恵を受けてこなかった輸入車にも影響が出てきます。純輸入車も実績最多だった1996年を100とすると、2009年が51.1%、 2010年は58%前後の水準にとどまります。国内市場が厳しい中にあって、輸入車だけ売れるということは考えられません」と、厳しい状況は輸入車も例外ではないと説いた。

また、「厳しい市場環境では、まさにオセロゲーム、ひっくり返すか返されるかという競争の時代を迎えます。この 1〜3月も引き続き厳しい状況が続き、とても難しい時期となりますが、当社にとっ ては大事な四半期です。1回1回の展示会を真剣勝負で臨む心構えが必要です」と、気を引き締める必要性を語った。

最後に、西山社長は2011年における取り組みとして「東京をはじめとする大都市圏の取り組みを強化」、「中古車事業の強化」を挙げた。