シボレー・シルバラード

民間調査会社のオートデータ社は4日、2010年の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1158万8783台で、09年比11.1%増を達成した。

米国ビッグ3では、首位のGMが09年比7.2%増の221万1091台をセールス。シボレーブランドの大型ピックアップトラック、『シルバラード』が16.9%増の37万0135台、中型セダンの『マリブ』 が23%増の19万8770台と牽引した。

フォードモーターはトヨタを上回り、4年ぶりに2位の座に返り咲いた。その販売台数は193万1534台で、09年比は19.5%増と、米ビッグ3で最大の伸び。ベストセラートラックの『Fシリーズ』が27.7%増の52万8349台、主力セダンの『フュージョン』が21.3%増の21万9219台と好調だった。

5位のクライスラーは、09年比16.5%増の108万5211台。大型ピックアップトラックの『ラム』が13%増の19万9652台を販売。また、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)は、33%増の11万2275台と、ホンダ『オデッセイ』からベストセラーミニバンの座を奪い返した。

日本メーカーのビッグ3では、3位に後退したトヨタが176万3595台を販売。09年比は0.4%減と主要13社中、唯一の前年割れを喫した。ベストセラーセダンの『カムリ』が7.5%減の32万7804台、『カローラ』が9.8%減の26万6082台と、主力セダンの落ち込みが響いた。

4位のホンダは、09年比6.9%増の123万0480台をセールス。主力の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が8.1%増の31万1381台、『シビック』が0.8%増の26万0218台、『CR‐V』が7.2%増の20万3714台を売り上げている。

6位の日産は、09年比18%増の90万8570台。主力車種の『アルティマ』が12.6%増の22万9263台、小型SUVの『ローグ』が28.9%増の9万9515台と牽引した。

韓国メーカー2社では、7位のヒュンダイが09年比23.7%増の53万8228台をセールス。主力の『ソナタ』が、63.8%増の19万6623台を販売した。9位のキアも、09年比18.7%増の35万6268台と好調だった。

8位のフォルクスワーゲングループ(アウディなどを含む)は、09年比20.9%増の36万0179台。VWブランドは20.3%増の25万6830台、アウディブランドは22.9%増の10万1629台を売り上げた。VWでは新型を発売した『ジェッタ』シリーズが13.6%増の12万3213台、アウディでは『Q5』が70.5%増の2万3518台と人気を集める。

10位はBMWで、09年比10%増の26万6269台を販売。その内訳は、BMWブランドが12%増の22万0113台、MINIブランドが0.9%増の4万5644台だ。BMWブランドでは、『3シリーズ』が10.9%増の10万0910台と伸びている。

11位のスバルは、年間新記録となる26万3820台をセールス。09年比は21.8%増と躍進した。『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が68.3%増の9万3148台と、牽引役を果たす。

ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は、12位。その販売台数は09年比11.9%増の23万0934台だ。メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』や『Cクラス』が支持を集め、17.3%増の22万4944台を売り上げている。

13位のマツダは、09年比10.5%増の22万9566台をセールス。主力の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、10.2%増の10万6353台と好調だった。

以下、三菱が09年比3.1%増の5万5683台、ボルボが12.2%減の5万3948台、ジャガー&ランドローバーが18.1%増の4万5204台、ポルシェが28.6%増の2万5320台、スズキが38%減の2万3994台、サーブが37.3%減の5445台である。

米国の新車販売が前年実績を上回ったのは、2005年以来5年ぶり。主要メーカーが米国の景気回復を受けて売り上げを伸ばす中、3年連続で前年実績を割り込んだトヨタの不振が目立つ形となった。

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