ボロレ「ブルーカー」

パリ市は12月16日、2011年にサービス開始を予定しているEVシェアリング「オートリブ」の概要を発表した。

サービス展開はパリを中心とした41都市に及び、1000か所のステーションと3000台のEVを用意する。24時間営業、借り出しと異なる場所への返却を可能としている点は、3年前にサービスが開始されたコミュニティサイクルの「ヴェリブ」と同じだ。

契約とカード発行は域内75か所に設置された「エスパス・オートリブ」が担当する。予約はステーションで直接行うほか、電話やインターネットでも可能となるようだ。車両については別報のとおり、ボロレの「ブルーカー」の採用が決定している。

料金体系は以下のとおり。長期契約ほどお得な設定になっている。
基本料金/最初の30分/次の30分/それ以降30分ごと
1か月12ユーロ/5ユーロ/4ユーロ/6ユーロ
1週間15ユーロ/7ユーロ/6ユーロ/8ユーロ
1日10ユーロ/7ユーロ/6ユーロ/8ユーロ

今後の予定は、2011年4月にネットワーク構築に着手し、8〜9月にテストドライブ、10月に一部地域で一般向けサービスを開始し、2012年春までに全地域にサービスを拡充する予定だという。

さらにパリ市は、オートリブのロゴマークとホームページを発表してもいる。ロゴはautolib'のoをコンセントとしたフランスらしいセンス。ホームページにはプロジェクトの実施予定、実施都市、利用方法、料金のほか、車両解説、ニュースリリース、写真も用意してある。

前代未聞の大規模EVシェアリング・プロジェクトとして注目されてきたオートリブ。サービス開始の年を目前に控え、いよいよ動きが目立ってきたようだ。

オートリブ URL
http://www.autolib-paris.fr/

「オートリブ」のステーション予想図 「オートリブ」実施地域 「オートリブ」に使われるボロレ「ブルーカー」