鬼怒川ゴム工業は、自動車用のゴム・合成樹脂部品を製造する工場を中国安徽省に新設すると発表した。

中国自動車市場は、2年連続で世界最大規模となり、今後も拡大が見込まれている。同社は、自動車部品の需要増に対応するため、生産拠点を拡充するとともに、新規顧客の開拓を積極的に進め、欧米系や中国の民族系自動車メーカーからの受注獲得に注力してきた。

この結果、民族系大手の奇瑞汽車との取引が決定。2012年度半ばから部品納入を開始するため、生産拠点を安徽省蕪湖市に新設する。

新会社は「鬼怒川橡塑(蕪湖)」で資本金は4億円。鬼怒川ゴムが100%出資する。2012年半ばから自動車用ゴム部品や合成樹脂部品を製造する予定。

工場を新設する安徽省蕪湖市は、上海市や南京市、武漢市にも近いことから、奇瑞汽車に加え、華東地区や内陸部にある自動車メーカーとの取引開始に向けた活動も強化する方針だ。新会社は2014年に売上高50億円を目指す。