ソニーは、東芝、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)3社の合弁会社である長崎セミコンダクターマニュファクチャリング(NSM)が操業する東芝所有の半導体製造設備を買収することで合意した。ソニーの設備買収で3社の合弁は解消する。

NSMは2008年3月に設立し、ソニーの子会社のソニーセミコンダクタ九州(SCK)の長崎テクノロジーセンター敷地内で、高性能プロセッサや画像処理用LSIなど、高性能半導体や東芝とソニーのデジタルコンシューマー機器向けの最先端システム・オン・チップを生産している。

今回ソニーが買収する製造設備は、2008年に東芝がソニーとSCKから購入したNSMに貸与していた長崎テクノロジーセンター内の300ミリウェーハラインの設備など。このため、ソニーは今回設備を買い戻すかっこうになる。

今後、東芝とソニーは半導体製造設備の譲渡に関して、譲渡対象設備を精査するなどの手続きを経て、2010年度内の早期に正式契約を締結、2011年度初頭に譲渡する予定。