広東省といえば「食」。大小さまざまな飲食店が軒を連ねる

広州モーターショーが開催されている中国広東省広州市をレポート。自動車だけでなく、「食」と「ファッション」の街でもある広州の一面にフォーカスする。

広州のある広東省といえばやはり「食」だろう。ホテルの周りにも大小さまざまなレストランやカフェが軒を連ねる。粥や麺、丼ものなどは5元(約62円)程度からと非常に安く、ボリュームもたっぷり。店を問わず味はお墨付きなので、何を選んでも満足できるだろう。本格的な中華料理を頼んでも、2〜3人ならば100元〜200元(1200円〜2500円)程度で心ゆくまで本場の味を満喫することができる。

記者のお気に入りは「腸粉」という料理。薄く伸ばした米のシートに海老やレタスを巻いて蒸したもので、ゼラチン状のぷるぷるとした食感に濃厚な中華ソースが絡んで美味しい。一皿8元程度で、現地では朝食として好んで食べるようだ。数軒で腸粉を試したが、それぞれの店でソースの味に特徴があり、同じ具材でも様々な味を楽しむことができる。

商業が盛んで、市民の購買欲も高いらしく、個人経営の商店だけでなくいたる所にデパートやショッピングモールが乱立する。中でも広州ホテルから徒歩10分ほどに位置する繁華街「北京路歩行街」は、まるで原宿とアメ横と巣鴨が合わさったような活気に溢れるスポットだ。

生地や衣料品の生産が盛んな広州らしく、スポーツブランドをはじめ数十軒ものアパレルショップが所狭しと立ち並ぶ。レストランやカフェ以外に外資系のファストフードチェーンも多く、若者の遊びスポットとしても人気のようだ。商店街の中には大きな寺院もあり、ショッピングだけでなくちょっとした観光を楽しむ事もできる。ツアー旅行客の団体も多く見かけた。この繁華街は平日の22時を過ぎても人が途絶えることはなかった。

日本語はおろか英語も殆ど通じないが、一歩街に出てしまえば圧倒的なエネルギーにそんな不安もかき消されてしまう。ほんの数時間の周遊でも、広州が中国第3の都市として成長を続ける理由を垣間みることができるだろう。

北京路歩行街は平日にもかかわらず昼夜ともに大賑わい その場で焼うどんをつくってくれる露天商 モーターショー会場の外にも出店が 記者はビーフンを頼んだ。5元でこのボリューム そこかしこでサトウキビを売っている 果物を売る露天商 海老入りの腸粉。朝食やおやつにちょうど良い 家電、靴、衣料などの店舗を立ち並ぶアーケード 繁華街の中心にある寺院にて 観光資源も豊富だ ツアー客も多い陳氏書院 北京路の昔の路面が保存されている ファストフードでもしっかりした中華を楽しめる 広州の街並み デパートやショッピングモールも多い 幻想的な広州の夜景 北京路は夜22時を過ぎてもにぎやかだ