シティカーコンセプト

ロータスカーズが今年9月のパリモーターショーで披露した3ドアハッチバックの小型プラグインハイブリッド車、『シティカーコンセプト』。同車が2013年にも市販されることが分かった。

シティカーコンセプトは、モーターによる後輪駆動走行が基本。リアアクスルに置かれるモーターは、最大出力220ps、最大トルク24.5kgmを引き出し、1400kgの同車を、最大60kmゼロエミッション走行させる。0-100km/h加速は9秒、最高速は170km/hの実力だ。

2次電池は、蓄電容量14.8kWhのリチウムイオンバッテリー。バッテリー残量が少なくなると、ボンネット内の1.2リットル直列3気筒エンジン (最大出力48ps)が始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。これにより、最大航続距離は500kmまで伸びる。外部電源からの充電も可能なプラグインハイブリッド車で、CO2排出量は60g/kmと高い環境性能も併せ持つ。

英国の自動車メディア、『Car Magazine』のインタビューに応じたロータスカーズのダニー・バハーCEOは、「我々はシティカーコンセプトの量産を決定した。2013年10月、デビューを飾ることになるだろう」と語ったという。

しかし、このシティカーコンセプト、高級スポーツカーが主流のロータスブランドだけでリリースするには販売台数は限られる。そこでダニー・バハーCEOは、「親会社のプロトンをはじめ、他の自動車メーカーにもOEM供給するつもりだ」と、壮大な量販プランを明かしたとのことだ。

シティカーコンセプトには、アジア市場向け、欧州市場向け、さらにスポーツバージョンの3タイプが用意される予定。ロータスの今後を占う重要モデルになるのは間違いないだろう。

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