国土交通省は16日、自動車のパワーウィンドウに指を挟まれて骨折したなどの事例が多数寄せられていることから、パワーウィンドウの使用に関する注意事項をまとめ、日本自動車工業会など自動車関係の5団体に対し注意喚起に関する協力依頼を文書で行った。

今年7月に国民生活センターが公表した資料によると、2005年度以降の5年間でパワーウィンドウに指を挟まれて骨折をした等の事例が23件寄せられ、消費者庁が「パワーウィンドによる挟み込み事故に係る検討会」を開催。同検討会が事故の未然防止のため、パワーウィンドウの使用に関する注意事項の消費者への注意喚起が重要との結論をまとめていた。

国交省の協力依頼はこれを受けたもので、具体的には、(1)パワーウィンドウの構造上の特性や、自らが所有する自動車の操作方法を理解すること、(2)後部座席等に子どもが乗っている状況では、パワーウィンドウのロック機能およびチャイルドシートを使用すること、(3)他席のウィンドの操作の前には、声かけや確認をすること---を求めている。