富士経済は、エレクトロニクス産業や自動車産業を始め、様々な分野で使用されている粘着テープ・フィルムの市場を調査し、結果を報告書「粘着テープ・フィルム市場の用途別展望2010」にまとめた。

調査では、エレクトロニクス分野15品目、自動車分野9品目の世界市場を中心に、建築・土木分野3品目、その他4品目の日本市場について、各粘着テープ・フィルムの現状を分析し今後を予測した。

エレクトロニクス関連15品目の粘着テープ・フィルム世界市場は2009年の6411億円から、エレクトロニクス産業の回復で2010年は6710億円になる見込み。2014年は新興国の需要がけん引し、8033億円にまで拡大すると予想する。

自動車分野9品目の世界市場は2009年が3134億円だったが、自動車生産台数が回復した2010年は、3425億円まで拡大すると見込まれている。大型部品に使用される外装部品固定用粘着テープや、日系メーカーに採用の多い自動車塗膜保護フィルムの需要が増加した。

今後、日本市場は縮小する見込みだが新興国の需要拡大により、2014年の世界市場は2009年比25.2%増となる3900億円超を予測する。