世代によって「就職に必要なもの」の意識が違っていることが明らかになった。イードが運営する、子どもの教育・生活 リサーチ&情報サイト「リセマム」は、サイト利用者を対象に「年齢層別、就職に必要な要素に関する意識調査」を実施した。

厚生労働省によると、今年10月1日時点での大卒予定者の内定率は1996年度の調査開始以来最低水準の57.6%にとどまっているとのことで、厳しい就職状況が続いている。

リセマムは、就職にもっとも必要なものは何だと思うかについてオンラインアンケートを実施。10代では「根性」に回答が集中している一方で、20代以上は「コミュニケーション力」「根性」「学歴」「情報収集能力」などをあげた。

「10代の回答が『根性』に集中したのは、就職活動が進行中、もしくは今後行なう世代にとっては、厳しい就職活動とにかく根性でやるしかないといった認識があるためと思われる。一方で、20代以上の回答が分散しているのは、それらの要素によって自分や周囲の就職が左右された、という認識があるのではないか」とリセマム関係者は分析する。

世代によって認識が異なる要素のひとつは「コミュニケーション力」。20代では3分の1が必要と考えているが、世代が上がるとパーセンテージは減り、40代では4分の1になる。20代で11.5%が必要と考えている「話術」も世代が上がるとパーセンテージが減り、40代では必要とした回答者がいない。逆に20代で5.8%となっている「情報収集能力」は世代が上がると割合が増え、40代では10.8%になる。

「コミュニケーション力」や「話術」は、就職活動中の20代が重視するほど現場やベテランは重視しておらず、「情報収集能力」が求められる。いっぽう20代が就職直後でもあることを考慮すると、「コミュニケーション力」や「話術」を重視して新人を採用したものの、それより「情報収集能力」を重視すべきだった、という企業側の反省の現れか。

リセマム URL
http://resemom.jp/
アンケート URL
http://resemom.jp/enquete/result/37/