日本損害保険協会が14日まとめた加盟会社27社の2010年9月中間期決算は、新車販売が好調だったことを背景に自動車保険や自賠責保険が伸びて、一般企業の売上高にあたる『正味収入保険料』が4年ぶりに増収となった。

27社合計の正味収入保険料は前年同期比0.6%増の3兆5333億円だった。その一方で自動車保険の損害率の悪化などにより、損保事業での儲けを示す『保険引受利益』は同44%減の791億円と大幅な減益となった。保険引受利益が前年同期を下回るのは2年ぶり。

経常利益は有価証券売却益など資産運用収益が増えたことで同2.6%増の2820億円の増益になったが、純利益は特別損失の増加などの影響で同9.1%減の1720億円と2年ぶりの減益を余儀なくされた。