8日午前5時35分ごろ、山口県美祢市内の国道435号で、道路を歩いていた78歳の男性が大型ダンプトラックと大型観光バスにはねられて死亡する事故が起きた。トラックを運転していたとみられる男性は中国自動車道に進入、通過車両にはねられて死亡している。

山口県警・美祢署によると、同市内に在住する78歳の男性が美祢市伊佐町伊佐付近の国道435号を横断していたところ、進行してきた大型ダンプトラックと大型観光バスに相次いではねられた。男性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。

衝突音に気づいた近隣住人が警察へ通報。トラックを運転していたと名乗る男性が電話を引き継ぎ、「自分が事故を起こしました」と告げていたが、この住人が目を離した隙にトラックは現場から走り去った。このことから警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

事故から約1時間後の午前6時20分ごろ、同市内の中国自動車道をパトロールしていた道路会社の職員が、路肩を歩く若い男性を発見。この男性を保護しようとしたところ、男性は本線を進行してきた大型トラックに飛び込んだ。男性は全身を強打し、まもなく死亡している。

この男性が死亡した現場の近くからは衝突痕のあるダンプトラックが発見されており、ひき逃げ事件の現場から約600mしか離れていないことから、死亡した男性と、事故を起こした男性は同一人物と判断。警察ではこの男性が事故を起こしたことを苦に自殺を図ったものとみて、調べを進めている。

なお、大型観光バスも現場から逃走しているが、運転者は約10分後に「イノシシのようなものに当たったようだ」と自ら通報してきているという。