帝国データバンクは、11月の全国企業倒産集計を発表した。倒産件数は前年同月比6.5%減に935件と15か月連続で前年割れとなった。

家電エコポイントの半減による駆け込み需要などの効果もあって製造業や小売業が大幅に減少した。

負債総額は同60.4%減の2739億2300万円と3か月ぶりにマイナスとなった。負債額1000億円以上の大型倒産が3か月ぶりにゼロとなったほか、前年同月にロプロや穴吹工務店などの大型倒産が相次いだため。

業種別では、7業種中、5業種で前年同月を下回った。特に製造業は、電気機械器具製造が大幅減となり、11か月連続で減少した。増加したのは建設、運輸・通信。

倒産の原因別では販売不振による「不況型倒産」の構成比が84.1%となり、18か月連続で80%台だった。「円高関連倒産」は6件発生し、1月からの累計は46件。このうち、デリバティブ関連は16件だった。

上場企業の倒産は4か月ぶりにゼロだった。