東京商工リサーチが発表した11月の全国企業倒産状況によると、倒産件数は前年同月比6.2%減の1061件と、16か月連続でマイナスとなった。

負債総額は同60.5%減の2738億3000万円と今年3番目に少ない額だった。負債1000億円以上の大型倒産が3か月ぶりにゼロで、負債1億円未満の小規模倒産が多かった。上場企業の倒産もゼロだった。

産業別では卸売業が増加し、17か月ぶりに前年を上回った。

「円高」が原因の倒産は5件発生し、今年1月からの累計では前年同期の約3倍の63件となった。

倒産の原因別では販売不振による「不況型」の構成比が83.6%と依然として高水準にある。