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米国の『ワーズオートワールド』誌は7日、「10ベストエンジン2011」を発表した。エンジン性能に着目して優秀な10台を選ぶものだが、エンジンを搭載しないEV、日産『リーフ』が、EVとして初めて10ベストに選出された。

10ベストエンジンは1995年から開催。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者6名が10エンジンを選出する。

選考条件は、2011年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は5万4000ドル(約450万円)以下に限定される。したがって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』やシボレー『コルベットZR-1』などのスーパーカーは除外された。

10ベストエンジン2011の結果は以下の通り。

アウディ『S4』の3.0リットルV6スーパーチャージャー「TFSI」
BMW『335i』の3.0リットル直6ターボ
MINI『クーパーS』の1.6リットル直4ターボ
クライスラーのダッジ『アベンジャー』の3.6リットルV6
フォード『マスタングGT』の5.0リットルV8
シボレー『ボルト』の1.4リットル直4+モーター
ヒュンダイ『ジェネシス』の5.0リットルV8
日産『リーフ』のモーター
VW『ジェッタTDI』の2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」
ボルボ『S60』の3.2リットル直6ターボ

注目は同賞で初めて、EVとして日産『リーフ』のモーターが10ベスト入りを果たした点。GMの新型プラグインハイブリッド、シボレー『ボルト』(GMは航続距離延長型EVと呼ぶ)も、初の10ベスト入りとなった。

アウディS4の3.0リットルV6スーパーチャージャー「TFSI」と、ヒュンダイ・ジェネシスの4.6リットルV8は2年連続、VWジェッタTDIの2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」は3年連続での選出。一方、
前回受賞のスバル・レガシィの2.5リットル水平対向4気筒ターボと、トヨタ・プリウスの1.8リットル直4+モーターは、今回はリスト落ちしている。

ワーズオートワールドのドリュー・ウィンター編集長は、「日産リーフにはエンジンはない。しかし、居住性や使い勝手、操作性は既存の車と変わらない。1908年に発売されたフォード『モデルT』の顧客は、ガソリンスタンドを探すのに苦労したが、リーフは家庭のコンセントから充電できる」と述べ、その革新性を高く評価している。

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