1日午後10時30分ごろ、愛知県瀬戸市内の国道363号で、横断中の73歳男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。警察は運転者として名乗り出た21歳の男を逮捕したが、後に身代わり出頭と判明。実際に運転していた20歳の女から事情を聞いている。

愛知県警・瀬戸署によると、事故は瀬戸市高根町付近の国道363号で発生した。同市内に在住する73歳の男性が道路を横断していたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。警察は「クルマを運転していた」と名乗り出た同市内に在住する21歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。逃走の恐れがないとして、翌2日未明に釈放した。

ところが釈放から約3時間後、男は同署に出頭して「任意保険の関係で嘘の申告をした」と説明。一緒に出頭した20歳の女が「実際に運転していたのは自分です」と容疑を認めたことから、女を自動車運転過失致死容疑で逮捕。男についても犯人隠避容疑で逮捕している。

クルマは男の家族名義。調べに対して男は「運転者を家族限定にした保険を掛けており、保険が下りないと思って嘘をついてしまった」と供述しいるようだ。警察では事故当時に同乗していた21歳の女性も事情を知るものとみて、任意で事情を聞く方針だ。