11月30日午後2時30分ごろ、岐阜県多治見市内で、NPO法人の事務所が入居する建物に乗用車が突っ込み、入口付近にいた女性職員が軽傷を負う事故が起きた。警察はクルマを故意に突っ込ませたとして、運転していた46歳の男を現行犯逮捕している。

岐阜県警・多治見署によると、クルマは多治見市新町1丁目付近にある多治見市産業文化センターの1階に入居しているNPO法人の事務所へ突入。入口付近を破壊した。

この突入で什器が押し出され、近くにいた女性職員1人が打撲などの軽傷。運転していた男は逃げ出そうとしたが、センターの職員が取り押さえ、通報を受けて駆けつけた同署員に引き渡した。警察は男を器物損壊容疑で逮捕している。

逮捕されたのは愛知県半田市内に在住し、韓国籍を持つ46歳の男。調べに対して「わざと突っ込んだ」などと供述しているという。

このNPO法人は認知症などで判断力が衰えた高齢者の成年後見人を務めている。生活支援だけではなく、高齢者をターゲットとした悪徳訪問販売業者から商品購入代金の返還を求める活動も行っている。

NPO側の職員は「男とは面識が無い」と証言しているが、警察では成年後見人を巡って何らかのトラブルがあった可能性も考えられるとして、男を追及。動機の解明を進めていく方針だ。